実施期間:2019年~

目的:
沖縄県内の大学生を中心とした若者に対し、国際交流・国際協力に係る担い手となるよう育成する事業を行い、本事業を通じて次世代沖縄の中核となる国際性に富む人材を育成することを目的とする。

実施内容:
レキオユース事業は、社会には課題があり、その課題を解決するためにどのような活動をNGOが行っているのか、そしてどのようにプロジェクトを生み出しているのかをSTEP1からSTEP5までの順を追って学ぶ構成で実施しました。本事業を通して「なぜこのプロジェクトが行われているのか。」「事業が出来上がるまでにどのような過程があったのか。」等の観点を参加者は学ぶことができました。また、学んだ観点に加え、当法人が海外(フィリピン)や国内で実践する国際協力事業に実際に参加したことで、「学び」が「行動」に変容し、①自らが「草の根事業実施団体インタビュー」を企画し実践、②PCM研修を大学内で実践する、③国際ボランティア学会で事業の成果を報告する等のアウトプットが産出されました。
試行的に実施した今年度の取り組みではありましたが、企図した計画を超える形で、参加者の「やってみたい!」というアイデアがカタチになり、行動につながっており、県内のNGOと関わる機会も生まれたことで、NGOの仕事に興味を持つ若者も出てきています。県内で国際協力を学びたいと思う若者が集まり、学び、そして実践する場が提供され、NGOにとっても次世代を育成する機会が生まれたことで、新たな「縦」と「横」の連携が生まれており、本事業を通じ沖縄県の国際化の機運が萌芽しつつあると言えます。

研修の様子