JICA青年研修フィリピン アグリビジネス・アグリツーリズムコースを実施しました。
研修期間:2019年2月8日(金)~2月22日(金)
対象:フィリピン共和国から15名(国や地方行政の農業技術担当官、大学教授など)
本研修は、農業の6次産業化やブランディング、マーケティングなどのアグリツーリズム・アグリビジネスの手法や、日本における行政機関、組合、企業などの働きや役割について理解するとともに、その学びを活かして自国で実現可能なアクションプランを立案することを目的として実施されています。
フィリピンの農業分野においては、全労働人口の30%が従事するのに対し、同分野が生み出すGDPは全体のわずか10%が現状です。また、農業従事者の減少や高齢化といった課題もあります。そのような中、15名の研修員は、農業生産物にどのように付加価値をつけるのか、生産面のみならず商品加工や流通体制といった農業利益のための全体的バリューチェーンについて、沖縄の第一線で活躍される講師陣による質の高い講義や視察、体験などを通して理解を深めることができました。
研修の様子は以下の写真からご覧ください。
▲6次産業化のバリューチェーンについての講義
▲AET草の根事業報告後のワークショップ
▲6次産業化による地域活性化の講義
▲沖縄県農業研究センターの視察
▲「イノベーションを起こす」の講義にてマシュマロチャレンジ!
▲企業・組合・行政の南城市モデル取り組み座談会
▲農業体験型宿泊施設「あいあいファーム」にてBBQソース作り体験
▲アクションプラン発表